焼き鯖と玄米のお粥

旅行で沖縄に来ています。10日程滞在予定です。最初の何日かは那覇に宿泊していましたが、名護市の方まで足を伸ばしてみたいと思います。那覇市から車で一時間程で到着。宿に着くと笑顔がとても印象深い男性が出迎えてくれます。店主の成田さんです。とても気さくで明るい方です。宿に入ると、ゆんたくルーム(ゆんたくとは沖縄でおしゃべりという意味)と呼ばれる、宴会ができそうなスペースがあり、そのゆんたくルームで成田さんにお酒をご馳走になりました。ほろ酔いになりながら成田さんはいろんな事を話してくれました。年下の彼女ができて、彼女と車で車中泊をしながら日本全国を旅したそうです。成田さんは車椅子で生活しています。生まれつきではなく、昔事故で下半身不随となりそれ以来、車椅子生活だそうです。車椅子で生活するのも想像するととても大変そうなのに、車椅子でも運転できる特殊な自動車で旅したそうです。ものすごいエネルギーです。とてもポジティブでアクティブで一緒にいると元気をもらえるような方です。ひとしきりゆんたくも終え、床につき、翌朝を迎えました。
朝食の時間に、成田さんが親切で「何か食べる?」と言ってくれ、ご馳走になることになりました。成田さんが、綺麗にリフォームしたバリアフリーの床の上を上手に移動し、しかもかなり手際よく料理を作ってくれます。「最近、鯖を焼くのにハマってて、だいぶ上手になったんだよ〜食べてみてよ〜!」とか、「玄米を炊飯器でお粥にできるんだよ〜」とかいろんな事を教えてくれました。僕も以前玄米のお粥にハマって家で作っていましたが、圧力鍋で作っていました。炊飯器で作れる事を初めて知りました。
料理が完成し、みんなで朝食です。 鯖の焼き具合がとても上手で、玄米粥との相性が最高です。僕ら二人は沖縄に来てからずっと外食続きだったので疲れた胃袋に染み渡りました。まるで胃袋が温泉に浸かっているような感覚でした。
コメント書いてくれると嬉しいです!
コメントが反映されるまで、少し時間がかかります。名前、アドレス、URLは任意です。