べっこう飴屋のおじさん

2019.1.4

2019年を迎え、元旦に初詣に行ってきました。場所は北九州にある八坂神社という所。小倉城内にあり、鳥居や社などの建物も、重厚感があり格式のある雰囲気です。付近には近代的な商業施設があり、古い建物と新しい建物の対比がとても面白いです。初詣ついでに、嫁と義母の後厄払いをして、色々な徹下品を頂きました。これだけ色々あればしっかり厄も払える事でしょう。

元旦なだけあってたくさんの人が初詣に来ていて、出店もズラリと並んでいました。もし僕が5歳で、お年玉を貰った直後なら、この出店の通りからなかなか抜け出せないでしょう。箸巻き、りんご飴、焼鳥、綿菓子。見ているだけで楽しいですね。
最後の出店を通り過ぎようとした時、何やら視線を感じました。ちょっと強面こわもてで、いかつい顔をした出店のおじさんが、僕らの連れている犬(パグ犬)に気がつきました。犬を見た途端、目尻がどこまでも下がり、恵比寿様の様にニコやかな顔になりました。そして、あることに気がつきました。このお店はべっこう飴屋さんなのです。おじさんの顔以外は壁面で、ピカチュウやキティちゃんの飴が所狭しと並んでいます。おじさんはそのポップな壁から顔だけ出して、パグを見てニコニコしているのです。 なんていい人生なんだろうと僕は思いました。一体どんな人生を歩んで来たのだろう。よく売れそうな焼鳥や綿菓子ではなく、どうして「べっこう飴」を選んだのかが垣間見えた気がしました。僕はそんなおじさんを見て一人ニヤニヤしました。 そのおじさんの笑顔は時間にしてわずか2秒程。その後すぐに元のいかつい顔に戻りました。こういう瞬間はよくあるけど、写真には残せない。僕の記憶の中だけに生きてます。

案外、神社の中だけではなく、神社の外の出店にも神様がいるかもしれないなあと思った初詣でした。

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