皆様のおかげ

先月、初めての子供が産まれた。家内が妊娠してから、早いもので気がつけばすぐに十月十日が過ぎ、出産となった。初めのうちは検診に通っていた産婦人科で出産する予定だった。しかし、我が家で飼っている犬の出産も重なりそうだったという事と、あくまでイメージだけど、病院での出産って大変そうだなと思った事、他にも理由はあるが、自宅で出産する事を家内と二人で考え始めた。
僕は物心がついた時から、なんとなくお産というのは家でするものだと思っていた。小さい頃から時代劇ばかり見て育ったので、その影響かもしれない。家内も若い頃からなんとなく自宅出産を考えていたらしい。偶然にも二人共同じ気持ちだった。そうと決まってからは早かった。良い助産師さんと出会い、手筈は整った。以前から出産の時に出来ないかなと思っていた事を助産師さんに聞いてみた。「赤ちゃんが出てきた瞬間、僕が最初に受け止めることは出来ますか?」すると助産師さんは、「いいですよ。」僕はドキドキしながらも、楽しみだった。
そして迎えた産まれる瞬間、広げた僕の両手に赤子の頭がストンと落ちてきた。温かく、丸まった小さな体。こいつが僕の子供なのかと実感が沸いた。産まれる前の想像では赤ちゃんって、可愛いんだろうなあと思っていた。確かに可愛いが、それよりも、家内の体のことが心配になり、気になった。うまく言えないが、感覚的に言うと、赤ちゃんは元気。これから大きくなり、息子は自分の人生を歩む。それで良い。しかし、将来息子が巣立った後も家内とはずっと一緒に生きていく。それと、自宅で産むと家族の結束が強くなると感じた。なぜなら出産の準備から片付け、産後のケア、買い出し、お産にまつわる全ての事を僕ら夫婦と助産師さんが一丸となって取り組んだ。助産師さんは毎日のように来てくれた。出産は母親だけのものではなかった。
そうしていろんな人の手を借りながら、母子共に無事に出産できたので本当に良かった。そんな出会いをくれた先祖や、神様、仏様に感謝である。
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