映画 2019.7.9

~大人の見る絵本~生まれてはみたけれど

公開1932 年
製作国日本
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小学生の良一、啓二のお父さんは、サラリーマン。

重役の岩崎の近くに引っ越して出世のチャンスをうかがっている。重役にいつもお世辞を言い、動物の真似までしてご機嫌をとっていた。しかし、家に帰れば兄弟二人には厳格なお父さん。二人はこの世の中で一番えらいのはお父さんだと信じていた。そんなある日、お父さんが重役にお世辞を言っている所を見てしまう。怒った二人は食事も取らず学校をサボって抗議するが…。

1932年(昭和7年)に公開された、モノクロ、サイレント映画。監督は巨匠小津安二郎。この作品に出てくる子供達は大人に対して、意見もするし抗議もします。それはきっと、普段から父親に対する理想像があるからだと思います。私事ですが、我が家にも初めての男の子が生まれました。その子がどんな子供になるか分かりませんが、おそらく親の痛い所を衝いてくるんだろうなあと思いながら、今日もオムツを変えています。

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